Jsma 鍼灸医学生涯教育研究会 流派にとらわれない 臨床に役立つ鍼灸技術の探求

学習の仕方
このHPではHelms鍼灸の自宅学習ができるように資料がアップされています。教科書を通読するだけでも可能ですが、鍼灸が始めて、あるいは英語があまり得意でない、といった方のために、このサイトはお役に立てると自負しております。

1)教科書
アメリカ鍼灸医学の教祖的存在である、Dr Joseph M. Helms著 Acupuncture Energetics(Medcial Acupnctutre Publishers 出版)が基本です。現在アマゾンでも購入ができるようですが、入荷に少々時間がかかるかもしれません。日本語訳は出版されていませんが、日本医師鍼灸研究会では抄訳を作成しておりますので、このHPでも順次公表していきます。

従って原著がなくても学習は可能です。日本で出版されている鍼灸の本にも同様の記載がありますので、標準的なものを持っていると役に立つかもしれません。
経絡、経穴の本は必要です。安価でお勧めなのは
   木下晴都著 臨床経穴図 医道の日本社 1000円+税
ですが、経穴の取り方、意義、解剖などが詳細にのっているのはやはり
   Joseph M Helms, Alejandro Elorriaga-Claraco, Amoy Ng 著
   Point Locations and Functions
です。英語で鍼を覚えようという方には最適と思います。

2)このサイトの使い方
約1年を通してAcupuncture Energeticsの実践的な部分を中心に勉強します。原著を持っている方はご覧になるとわかりますが、第1章、第2章は鍼の歴史や科学についてであり、興味深い内容ですが知らなくても実践はできますので割愛します。それ以降基本的な部分は第20章までで、第21-24章は応用編になります。もちろん第24章まで理解できれば理想的ですが、この会の目的の一つは初級者でもできる鍼の知識と技術の修得ですので、とりあえず第20章までを最低目標にしたいと思います。特に痛み疾患についてはここまででもかなりのことができるというのが私の正直な感想です。

原著をお持ちでもお持ちでなくても、HPに入って講座のタブをクリックし、ID、パスワードを入力しますと抄訳とそれに付随する図表のファイルがありますので、それらをまずダウンロードして読んでください。わかりにくい方は補足資料を合わせてご覧になると良いでしょう。読んでみてわからないことがありましたら、掲示板で聞いてみましょう。講師陣がお答えしますが、時には会員の方からより良いsuggestionがあることを期待します。

皆さんの理解を試すために毎回練習問題をつけることにしました。これはHelmsの鍼コースMedical Acupuncture for Physicians Courseを過去に受講した生徒が勉強中に作成したもの(すごいですね!)を私(高橋)が若干修正(間違いがありました)して日本語でアップしたものです。最初の内は易しいですが、回を追うにつれて難しくなってきます。勉強した知識の定着にご利用下さい。

以上の講座については月2回をめどに更新していく予定です。その他にも実践的或いは教育的なコーナーを不定期にアップしいきますので、お楽しみに。ご意見ご批判歓迎です。掲示板にどしどしお寄せ下さい。

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